YouTubeとアプリの使い分け|英語やり直しは「見る」と「回す」を分ける

YouTubeと学習アプリは役割を分けると迷いが減ります。忙しい社会人向けに、使い分けの基準と1日30分への組み込み方、脱線しない工夫をまとめました。


はじめに:便利なのに、なぜか続かなかった

仕事で海外サービスの仕様を調べていると、英語の解説動画に助けられる場面があります。ところが、YouTubeを開いた瞬間におすすめ欄を見てしまって、気づいたら関係ない動画を見て終わっていた、という日もありました。

一方で、学習アプリも色々入れてみたのに、通知が増えるだけで結局どれも触らない。便利なはずなのに、私の英語学習では道具が増えるほど迷って止まりやすい時期がありました。

この記事では、YouTubeとアプリをケンカさせないための使い分けを、私が落ち着いたやり方に寄せて整理します。ポイントは、役割を分けて、時間と出口を決めることです。


まず前提:ツールの数より、毎日の型が強い

英語学習が続かない原因は、意志が弱いからというより、選択肢が多すぎるからだと思っています。

YouTubeもアプリも、できることが多いです。だから何でもできる反面、今日どれを使うか、どれを見るか、どこまでやるかを毎回決める必要が出ます。忙しい日は、この決める作業だけで疲れます。

私が安定したのは、ツールを増やすことではなく、毎日の型を固定したときでした。型があると、迷う時間が消えて、英語に触る回数が残ります。


YouTubeが得意なこと:理解を助ける、耳を慣らす

YouTubeは、英語学習の中でも「理解の補助」に向きます。たとえばこんな用途です。

・文法や発音の解説を、図や口の動き込みで把握したい
・ニュースやインタビューを、雰囲気だけでもつかみたい
・短いフレーズの言い方を、自然なスピードで確認したい

私の場合、文章で読むより動画のほうが早く腑に落ちるテーマがあります。特に発音やリズムは、耳と目の情報があるほうが理解が速いです。

ここで大事なのは、YouTubeは「理解する場所」であって「覚える場所」ではない、と割り切ることです。


YouTubeが苦手なこと:反復、暗記、積み上げ

YouTubeは、放っておくと流れてきます。学習の気分で開いても、娯楽の導線が強いです。意志の問題というより、設計がそうなっています。

暗記や反復が必要な単語・例文は、動画を見て分かっただけだと残りにくいです。次の日には忘れて、また似た動画を見る、というループになりがちです。

YouTubeで身につけたいなら、見終わったあとに別の場所で回す仕組みが必要です。ここをアプリに任せると、役割が噛み合います。


アプリが得意なこと:短時間で回す、復習をサボらせない

アプリが強いのは、「同じものを繰り返す」運用です。たとえばこういう用途です。

・単語や短いフレーズを、毎日少しずつ回す
・間違えたものだけを、翌日もう一度出す
・通勤や待ち時間に、10分で区切って触る
・学習の記録を残して、途切れても戻りやすくする

社会人のやり直しで効くのは、派手な一発より、短い反復の回数です。アプリはここを自動で支えてくれます。


アプリが苦手なこと:深い理解、長時間の没入

アプリだけで全部をやろうとすると、逆に疲れます。特に、文法の背景をじっくり理解したい、英文の流れを読書で味わいたい、という場面はアプリ単体だと物足りないことが多いです。

アプリは、短時間で回す設計が得意です。だからこそ、深掘りは本や記事、長めの音声に任せて、アプリは「維持」と「反復」に徹するほうが続きます。


使い分けの基準:目的を二つに割る

私が迷わなくなったのは、目的をこの二つに分けたときです。

・理解する(なぜそうなるか、どう聞こえるかをつかむ)
・回す(次の日も同じものに触れて、定着させる)

理解するほうにYouTubeを置き、回すほうにアプリを置きます。ここが決まると、今日は何をするかがかなりシンプルになります。

さらに、各ツールに「上限時間」と「出口」を付けると、脱線が減ります。

・YouTube:10分だけ。見終わったら閉じる
・アプリ:10分だけ。終わったら記録して終わり


平日30分に落とす例:朝・移動・夜で分ける

平日30分しか取れない前提だと、YouTubeもアプリも長くは使えません。私は短く割って、役割で置きました。

朝(10分):アプリで単語かフレーズを回す
移動(10分):YouTubeで解説か短い英語素材を1本だけ見る
夜(10分):今日見た動画の中で、残したい表現を2つだけメモする

ポイントは、YouTubeを見っぱなしにしないことです。夜の10分で、動画から2つだけ拾って終わりにすると、翌日に回す材料が残ります。

忙しい日は、アプリ10分だけでも合格にします。ゼロにしないほうが、翌日の復帰がラクです。


休日60分の使い方:YouTubeはまとめて、アプリはいつも通り

休日は、YouTubeを少し長めに使っても崩れにくいです。私はこんな配分がやりやすいです。

・30分:YouTubeで同じテーマの動画を2本まで(だらだら増やさない)
・20分:気になった部分をもう一度見て、表現をメモ
・10分:アプリでメモした表現を入れておく(翌週に回す)

休日にまとめて理解して、平日に回す材料を作る。こうすると、平日の30分が軽くなります。


脱線しない工夫:おすすめに負けない仕組みを作る

YouTubeで脱線する原因は、動画の質というより、次の動画が自動で始まることと、おすすめ欄が強いことです。私がやっている工夫は地味です。

・見る動画は、事前に保存した一覧からだけ開く
・タイマーを10分にして、鳴ったら閉じる
・次の一本は探さない。探すのは週末だけにする

アプリ側は、逆に増やしすぎが問題になりやすいです。

・アプリは一つに絞る(役割が重なるものは入れない)
・通知は一日一回だけにする(多いと見なくなる)
・完璧にやらない日を想定して、最小メニューを作る

続けるコツは、頑張るより、脱線ポイントを先に潰すことでした。


仕事で英語を使う人向け:動画は調べ物、アプリは実務の反復

私の仕事だと、英語の資料確認や英語メール対応があり、読む・書くは何とかなる一方で、動画や会話の聞き取りは弱点になりやすいです。

この場合、YouTubeは「調べ物」として使うのが合います。たとえば、用語の説明を確認して、全体像をつかむ。ここで止める。

そのあと、実務で出そうな言い回しだけをアプリ側で回す。動画で知った表現を、そのまま翌週のメールで使えれば、学習が仕事に接続します。


おわりに:YouTubeで理解して、アプリで回す。それだけで迷いが減る

YouTubeもアプリも便利ですが、便利なものほど使い方が曖昧だと続きません。私の場合は、役割を分けて、時間と出口を決めたらかなり落ち着きました。

まずは一週間だけ、YouTubeは10分、アプリも10分で固定してみてください。量を増やすより、迷わない形を作るほうが早いです。


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