- はじめに
- やらないことを決めると、平日30分が崩れにくくなる
- やらない方がいいこと1:教材を増やして、安心する
- やらない方がいいこと2:毎日メニューを変える
- やらない方がいいこと3:最初から毎日60分、週末は2時間
- やらない方がいいこと4:一回で完璧に理解しようとする
- やらない方がいいこと5:聞き流しだけで済ませる
- やらない方がいいこと6:難しい素材に早く手を出す
- やらない方がいいこと7:記録を細かく取りすぎる
- やらない方がいいこと8:途切れたら全部をやめる
- やらない方がいいこと9:疲れた夜に、重いタスクを置く
- やらない方がいいこと10:伸びを毎日確認しようとする
- おわりに:やらないことを決めると、続けるのが楽になる
- 次に読みたい
はじめに
英語のやり直しが止まる原因は、意志が弱いからというより、選択肢が多すぎるからだと思っています。
教材、アプリ、動画、勉強法。できることが多いぶん、今日は何をやるかを毎回決める必要が出て、そこで疲れます。
私も、仕事で英語の資料確認が続いた週に、夜まとめてリスニングをやろうとして2日で止まりました。
時間がなかったというより、やることを増やしすぎたのが原因でした。
この記事では、英語やり直しで私がつまずきやすかった「やらない方がいいこと」を、代わりに何をするかまで含めて整理します。
やらないことを決めると、平日30分が崩れにくくなる
英語学習が崩れやすいのは、時間が足りない日というより、予定が狂った日です。
残業、移動、体調、急な用事。こういう日に理想のメニューが残っていると、手を付けられずにゼロになります。
逆に、やらないことが決まっていると迷いが減ります。
-
今日は短くする。単語だけやる
-
今日は聞くのは捨てて、読むだけにする
-
今日は新しい教材に手を出さない
割り切れると、翌日に戻りやすいです。
やらない方がいいこと1:教材を増やして、安心する
英語をやり直すとき、教材探しがいちばん楽しい時期があります。
単語アプリを入れて、文法書を買い足して、リスニング素材を保存して、満足して終わる。私もやりました。
教材を増やすと、勉強時間が増えるのではなく、選ぶ時間が増えます。忙しい時期ほど、迷いが致命傷になります。
代わりにやること
-
30日間は、文法1冊、単語1冊、聞く素材1つに固定する
-
新しく探したくなったら、メモに書いて「来月の候補」に回す
朝の例:コーヒーの横に文法書を置いて、見開き2ページだけ読む。アプリの新規インストールはしない。これだけで朝が軽くなります。
やらない方がいいこと2:毎日メニューを変える
今日はリスニング、明日はスピーキング、気分で多読、疲れたら休み。
この動き方は、気づいたら何も積み上がりません。
続く人は、やる気がある人というより、型がある人です。型があると、迷いが減ります。
代わりにやること
-
平日は30分を3分割する(単語10分、文法10分、聞く10分)
-
しんどい日は最小版に落とす(単語10分だけ)
通勤の例:電車の中は、聞く素材を毎日同じものにして、3分だけでも良いので再生する。新しい動画を探す時間をゼロにします。
やらない方がいいこと3:最初から毎日60分、週末は2時間
最初に気合いで時間を盛ると、崩れたときに戻れません。
平日60分は、忙しい社会人には「できたら理想」になりがちです。理想が続かないと自己嫌悪のほうが増えます。
代わりにやること
-
平日は30分を基本にして、余裕がある日にだけ上乗せする
-
週末は「立て直しの日」にして、復習を主役にする
夜の例:帰宅後に30分が重い日は、単語の復習だけ10分で終わらせます。ここで無理をすると、翌日も重くなって連鎖します。
やらない方がいいこと4:一回で完璧に理解しようとする
文法もリスニングも、最初から丁寧にやるほど止まります。
私は関係詞あたりを納得するまで読み込み、理解した気はするのに週が終わっていました。
一周目は、7割で前に進んだほうが結果的に早いです。戻る前提で進めると、止まりにくくなります。
代わりにやること
-
分からないところは印だけ付けて次へ行く
-
週末に「印の場所だけ」戻る
休日の例:土曜の最初の30分は、平日に付けた印を拾うだけ。全部やり直さない。拾うだけでも、週の手応えが戻ります。
やらない方がいいこと5:聞き流しだけで済ませる
移動中に音声を流しているのに伸びない、はよく起きます。
聞いているようで、頭は別のことを考えている。私も、段取りを考えながら英語を流して、何も残らない日がありました。
聞き流しが全部ダメというより、聞き流しだけに寄せると手応えが出にくいです。
代わりにやること
-
短い素材を決めて、同じ部分を2回聞く
-
可能なら、文字を一度見てから聞く回を作る
通勤の例:片道の最初の5分だけは音声に集中する。残りは聞き流しでもOK、と線引きすると現実的です。
やらない方がいいこと6:難しい素材に早く手を出す
英字ニュース、海外ドラマ、ネイティブ向けのポッドキャスト。憧れはあります。
ただ、今の自分の理解度より重い素材は、疲れるわりに進捗が出ません。
目安として、文字を見たらだいたい追えるレベルの素材のほうが練習になります。背伸びはたまにで十分です。
代わりにやること
-
理解度が7割くらいの素材を固定する
-
重い素材は週末に10分だけ触る(毎日はやらない)
朝の例:朝はやさしめの英文を読む。夜は重い素材を捨てて復習だけにする。時間帯でやる内容を変えると崩れにくいです。
やらない方がいいこと7:記録を細かく取りすぎる
学習記録は大事ですが、細かすぎると作業が増えます。
何分やったか、何ページ進んだか、正答率は何パーか。記録が目的になった瞬間に、勉強が面倒になります。
代わりにやること
-
カレンダーに丸を付けるだけにする(できた日だけ)
-
メモは「次やるページ」だけ残す
夜の例:寝る前にスマホのメモに次のページ番号だけ書く。これだけで翌朝のスタートが軽くなります。
やらない方がいいこと8:途切れたら全部をやめる
忙しい時期に途切れるのは普通です。問題は、途切れたあとに戻れないことです。
私は以前、3日空いた時点で「もう無理だ」と感じて、1か月止まったことがあります。
戻り方を決めておくと、途切れても被害が小さくなります。
代わりにやること
-
1日抜けたら、翌日は単語10分だけで復帰
-
3日抜けたら、文法は1単元だけ、聞くのは捨てる
-
1週間抜けたら、その週は量を半分で再開する
週末の例:日曜の夕方に来週の最小版メニューをメモしておく。これがあるだけで月曜に戻りやすいです。
やらない方がいいこと9:疲れた夜に、重いタスクを置く
夜は集中力が日によって違います。そこで重いリスニングや難しい長文を置くと、できない日が増えます。
代わりにやること
-
夜は復習だけに寄せる(単語の△×だけ、文法の間違いだけ)
-
重い作業は朝か週末に回す
私の場合、夜にうまくいくのは、単語の見出し語を眺めて即答するだけ、みたいな短い作業でした。
やらない方がいいこと10:伸びを毎日確認しようとする
英語は、毎日伸びを感じるタイプの勉強ではありません。
特にリスニングは、昨日と今日で劇的に変わらないことが多いです。そこで毎日チェックすると、気持ちが先に折れます。
代わりにやること
-
振り返りは週1回だけにする
-
指標は1つで十分(聞き取れた単語が増えた、など)
休日の例:同じ音声を聞いて、先週より聞こえる部分が増えたかを確認する。これくらいの間隔がちょうどいいです。
おわりに:やらないことを決めると、続けるのが楽になる
英語のやり直しは、真面目な人ほど、やることを増やしがちです。私もそのタイプで、増やした結果いちばん止まりました。
平日30分・休日60分の枠があるなら、その中でやることを増やすより、やらないことを先に決めるほうが安定します。
今日の最小版を作って、ゼロの日を減らす。まずはそこからで十分です。
次に読みたい
-
平日30分・休日60分で回す英語やり直しルーティン|忙しい社会人向け
-
リスニングが聞こえない原因を切り分ける|原因別の練習と2週間の立て直し方
-
続かないときのリスタート戦略

コメント