単語が覚えられない日は新規を止める|復習だけやる3日間

仕事で英語の仕様確認をしていると、単語は毎日見ているはずなのに、なぜか頭に残らない日があります。ページをめくっても同じ所で止まり、今日は新規が進まなかった、という感覚だけが残る。

この記事では、そういう日に無理に新しい単語を増やさず、復習だけで回す3日間の運用をまとめます。平日30分を崩さず、週末に立て直せる形に寄せます。

新規が入らない日は、増やすほど苦しくなる

単語が覚えられない日に起きやすいのは、単語力の問題というより、処理の余力が足りない状態です。仕事の情報量が多い、睡眠が浅い、移動が多いなど、理由は毎回違います。

この日に新規を進めると、翌日に復習が重くなり、さらに止まりやすくなります。結果として、単語帳を開くこと自体が嫌になり、復帰コストが上がります。

だから私は、頭に入らない日を見つけたら、いったん新規を止めて、復習の回転数だけ守るようにしています。伸ばす日ではなく、戻れる日を作るイメージです。

3日間だけ復習に寄せると戻りやすい理由

単語学習は、読んでいる時間より、思い出そうとした回数が効いている感覚があります。新規を増やさない3日間は、思い出す回数を増やす期間にできます。

復習だけにすると、範囲が狭くなります。狭い範囲を何度も回すと、今日はできなかった、ではなく、今日は少し戻った、に変わります。この小さな手応えが、次の日の着手を軽くします。

復習だけで回すためのルール3つ

  • ルール1:新規はゼロ。ページを先に進めない
  • ルール2:復習範囲は直近のまとまりに絞る。広げない
  • ルール3:1秒で出なければ未定着。深追いせず印だけ付ける

ポイントは、丁寧にやらないことです。復習に寄せる3日間は、精度より回転数を優先します。印を付けた単語も、その場で長く考えません。次に出てきたときに、また当てにいきます。

復習範囲の決め方:直近3つのまとまりだけ

復習だけで回すときに一番やってはいけないのが、気分で範囲を広げることです。今日は調子が悪いから、前に戻って基礎からやり直そう、とやると、終わりが見えなくなります。

おすすめは、直近のまとまりを3つだけに固定することです。たとえば単語帳の区切りが1日分ずつあるなら、直近3日分。区切りが章なら、直近の章を3つ。範囲が小さいと、復習の回転数が上がり、早く戻った感覚が出ます。

この3つは、3日間が終わったら入れ替えます。古い所に戻るのは、週末の60分枠に寄せるのが現実的です。

印の付け方は2種類で十分

復習だけの日は、記録を丁寧にしない方が続きます。私は印を2種類だけにして、迷ったら重い方を付けています。

  • 印A:すぐ出なかった。次の復習でもう一度当てたい
  • 印B:まったく出ない。今日の夜にもう一度だけ当てたい

印の見た目は何でも大丈夫です。付箋でも、ページ端のしるしでも、ノートに単語だけ控えるでも良いです。大事なのは、復習の入口を作っておくことです。

平日30分の回し方:朝・移動・夜に10分ずつ

朝10分:見出しだけで小テスト

机に座れたら、単語帳の見出し語だけを見て、意味を言えるかを確認します。言えたらそのまま次、詰まったら印だけ付けて次。ここで答え合わせに時間を使いません。

私の場合は、前日に付けた印のページを最初に開きます。朝は頭がまだ静かなので、短時間でも思い出しやすいです。

移動10分:音で復習する

移動中は目が疲れやすいので、音声がある単語帳なら音だけ流して、聞こえた瞬間に意味を思い出す練習にします。口に出せない場所なら、頭の中で言えれば十分です。

音声がない場合は、前日に印を付けた単語だけをスマホメモに控えておき、スクロールしながら同じように当てます。増やさず、減らさず、印語だけです。

夜10分:印語だけをもう一度当てる

夜は集中が切れやすいので、夜は印語だけに限定します。5語でも10語でも、当てる行為をしたら終わりにします。

ここで大事なのは、復習の量で自分を評価しないことです。やる気がある日に取り返すより、止まらないことを優先します。

3日間の進め方

  • 1日目:直近の範囲だけを一周して、印を付ける日
  • 2日目:印語を中心に二周目。昨日より速く回す日
  • 3日目:印語の中から、まだ出ない語だけを薄く残す日

3日間で全部を覚え直す必要はありません。目的は、新規を止めても回る、という感覚を取り戻すことです。

休日60分に当たったら、復習を少しだけ厚くする

3日間のどこかが休日なら、同じルールのまま時間だけ伸ばします。新規は入れません。

  • 復習40分:直近の範囲を二周。印語は三周目まで
  • 読む20分:やさしい英文を10分×2で読む。印語に出会う回数を増やす

読む素材は、辞書を引きすぎないレベルが前提です。ここでも目的は理解の深掘りではなく、単語と再会する回数を増やすことです。

3日目の終わりにやる再開スイッチ

3日回したら、4日目から新規を少量だけ戻します。私はいきなり通常量に戻さず、最初は少なめにします。

  • 新規は5〜10語だけ
  • 復習はいつものまま残す
  • 新規が重い日は、その日の新規をゼロに戻してよい

新規を戻す日は、気分で増やさないのがコツです。少ない新規を確実に復習へ流すと、翌日が軽くなります。

まだ重いときは、教材と環境を軽くする

3日間やっても重いままなら、やり方の問題ではなく、負荷が合っていない可能性があります。ここで足すのではなく、軽くします。

  • 範囲をさらに絞る。直近ではなく、前日分だけにする
  • 例文は読まない日を作る。見出し語だけで回す
  • 時間を10分に落として、ゼロを作らない

私は体調が悪い週は、単語をやったかどうかより、単語帳を開いたかどうかで合格にします。開ければ、次の週に戻す土台になります。

おわりに

単語が入らない日は、気合で新規を押し込むより、復習だけで回す方が結果的に戻りやすいです。3日間だけルールを変えて、回転数を守る期間にすると、平日30分の形が崩れにくくなります。

新規は、戻れる感覚が出てから少量で再開で十分です。止まりそうな日は、まず新規を止める。この判断を早めるほど、続ける負担は小さくなります。

次に読みたい

  • 英単語帳は1冊で十分:選び方と回し方(社会人の英語やり直し)
  • 平日30分・休日60分で回す英語やり直しルーティン|忙しい社会人向け
  • 英語が続かないときのリスタート戦略|英語学習を戻すための手順を解説

コメント

タイトルとURLをコピーしました