- はじめに:止まることより、戻れないことがしんどい
- リスタートは初日が大事。やることを小さくする
- まず2分だけ、次に開くものを決める
- 空いた日数別:戻すときの段取り
- 1日〜2日空いたとき:前日の復習だけで復帰する
- 3日〜1週間空いたとき:量を半分にして、3日で戻す
- 2週間以上空いたとき:教材を減らして、やり直しの入口に戻る
- 最低ラインは10分でいい。場所別のミニメニュー
- 朝:机に座れたらそれで十分な10分
- 移動:スマホだけで完結する10分
- 夜:やる気がない前提の10分
- 週末で立て直す:休日60分の使い方
- 3日で戻す例:平日30分の形に戻すまで
- もう一度止まりにくくする小さな仕掛け
- おわりに:止まっても、戻れれば続いている
- 次に読みたい
はじめに:止まることより、戻れないことがしんどい
ここ最近、案件の調査で英語の仕様書を読む時間はあるのに、学習としての英語はゼロの日が続きました。メールは英語で返しているのに、単語帳も文法書も開いていない。こういう状態になると、頭の中で英語が仕事道具だけになって、勉強に戻るのが少し面倒になります。
この記事では、英語学習が途切れたときに、できるだけ軽く復帰するためのリスタート戦略を整理します。私自身、止まることは普通にあります。問題は、止まったあとに戻れなくなることでした。
リスタートは初日が大事。やることを小さくする
学習が途切れたあとにやりがちなのが、いきなり前のペースに戻そうとすることです。
- 空いた分を取り返そうとして、初日に60分やる
- 溜まった教材を全部触ろうとして、結局どれも進まない
- 昨日までの自分と比べて、落ち込んで終わる
私もこのパターンで何度も失敗しました。再開の初日に重くすると、翌日が続きにくいです。なので、リスタートの考え方を変えます。
最初の目的は、勉強量を戻すことではなく「机に戻る動作を復活させること」です。成果は二の次で、手順だけ戻す。ここを割り切ると、復帰がかなり楽になります。
まず2分だけ、次に開くものを決める
途切れた直後は、やる気より迷いが敵になります。私は再開するとき、まず2分だけメモします。紙でもスマホでもOKです。
- 次に開くものを1つ決める
- 今日の最低ラインを決める
- やる時間帯を決める
ポイントは、選択肢を増やさないことです。単語・文法・リスニングを全部やるのではなく、まずは一つ。迷いが減ると、行動が軽くなります。
例:
- 単語帳の昨日の範囲だけ
- 文法書の見開き2ページだけ
- 短い音声を同じ回だけ
空いた日数別:戻すときの段取り
どれくらい空いたかで、戻し方を変えたほうが楽です。私はざっくり3段階に分けています。
1日〜2日空いたとき:前日の復習だけで復帰する
1〜2日なら、ほぼブレの範囲です。ここで欲張らず、前日の復習だけで戻します。
- 単語:前回やった範囲を10分だけ
- 文法:前回の間違いだけを1単元
- 多読:前回の続きに10分だけ
空いた分を埋めるより、今すぐ再開するほうが後が楽です。
3日〜1週間空いたとき:量を半分にして、3日で戻す
このくらい空くと、いきなり通常運転にすると疲れます。私は「今週だけ半分」をルールにしています。
- 平日:10〜15分だけ(やる科目は1つ)
- 週末:30〜40分で立て直し
- 3日続いたら、少しだけ増やす
3日続くと、勉強が生活に入り直します。ここまで行けば、だいぶ戻りやすいです。
2週間以上空いたとき:教材を減らして、やり直しの入口に戻る
2週間以上空くと、気持ちのハードルが上がります。このときに大事なのは、教材を減らすことです。
私の場合、再開直後に教材が3つ以上あると、決めきれずに止まります。なので一度だけ、入口に戻します。
- 単語は1冊に戻す
- 文法は1冊の前半から軽く読み直す
- リスニングは短い素材を1本固定する
また伸ばすのは、1週間回ってからで十分です。
最低ラインは10分でいい。場所別のミニメニュー
リスタート期は、最低ラインを「10分」にすると崩れにくいです。10分なら、朝でも移動でも夜でも入れやすいからです。私は状況に合わせて、置き場所を変えています。
朝:机に座れたらそれで十分な10分
朝は頭が比較的クリアなので、短時間でも進みます。私はコーヒーを淹れている間に、単語帳の見出し語だけ高速で回すことが多いです。
- 単語10分:見出し語だけチェック(引っかかったところに印)
- 文法10分:例文を声に出して読むだけ
- 多読10分:タイマーを10分にして読み進めるだけ
朝に10分入ると、その日は気持ちが崩れにくいです。
移動:スマホだけで完結する10分
通勤や移動は、机がなくてもできます。
- 単語:昨日の範囲を見返す
- リスニング:短い音声を同じ回だけ聞く
- 音読:例文を小さく口パクする
私は集中が切れると内容が抜けやすいので、音声は長いものより短いもののほうが続きました。短いほうが、戻る負担が少ないからです。
夜:やる気がない前提の10分
夜は疲れていて、予定にも潰されやすいです。なので夜は「読むだけ」に寄せます。
- 文法書を見開き1つ読む
- 単語帳を眺めて、引っかかった単語だけチェックする
- 多読の続きを1ページだけ読む
夜に10分がきつい日は、次の日の朝に回す、と決めておくと落ち込みにくいです。
週末で立て直す:休日60分の使い方
平日に崩れたぶんは、週末で立て直せます。ただし、週末に新しいことを詰め込みすぎると、また疲れます。私は休日60分を、次の3つに分けるのが安定しました。
- 30分:復習(単語の週復習+文法の間違いだけ)
- 20分:少し長めのインプット(多読かリスニング)
- 10分:来週の準備(やる範囲を決めるだけ)
来週の準備は、教材を開いて付箋を貼るだけでもOKです。次に開く場所が決まっていると、月曜が軽くなります。
3日で戻す例:平日30分の形に戻すまで
3日〜1週間空いたときは、いきなり通常運転に戻さず、3日かけて段階的に戻すほうが安定しました。私がよくやる形はこんな感じです。
1日目:10分だけ
- 単語の復習だけ(前回の範囲)
2日目:20分だけ
- 単語10分+文法10分(見開きだけ)
3日目:30分まで
- 単語10分+文法10分+リスニング10分(短い素材を同じ回で)
この3日が回ると、週末に60分で立て直して、翌週からはいつものルーティンに戻しやすくなります。
もう一度止まりにくくする小さな仕掛け
リスタートできても、次にまた止まると落ち込みます。私が効いたのは、根性より環境の調整でした。
- 机に文法書を出しっぱなしにする
- 次にやるページに付箋を貼る
- イヤホンをカバンに入れっぱなしにする
- スマホのホーム画面に学習アプリを置く
目標を上げるより、スタートを軽くするほうが続きました。
おわりに:止まっても、戻れれば続いている
英語学習は、止まらない人が強いというより、止まっても戻れる人が強いと感じます。リスタートは、最初の1日目を軽くするだけで、かなりやり直しやすくなります。
まずは今日、10分だけでいいので戻る。復帰できたら、週末で立て直して、平日30分・休日60分の形に戻していけば十分です。
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